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お客さま景気動向インタビュー

株式会社NKL 代表取締役 軽部進一かるべしんいち

2022年1月25日

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 クレーンカメラなどの特機と呼ばれる撮影機材を豊富に取り揃え、オペレーションはもちろんリース、販売までを一手に担う株式会社NKL。代表取締役の軽部進一氏は、映画監督やプロデューサーとしての顔を併せ持ち、業界内で幅広い活動を続けている。


―― 貴社の強みは何でしょうか?

 映画・TV・イベントなど、一つのメディアに特化せず映像関係全般に精通している当社には、幅広い分野に対応できる機械、そして人材が揃っています。業界内でも珍しいこのスタイルは、特定のマーケットだけに依存しない経営方針により作り上げたものです。他社が敬遠するような仕事や規模の小さな案件でも積極的に引き受け、顧客にとっての利便性を追求してきました。今では同業他社は競合先であり、取引先でもあります。何かあった時には私たちを頼ってもらおうと、業界の中でなくてはならない存在となるよう常に意識してきました。


―― コロナ禍における貴社の経営動向や業界の動向はいかがでしょうか?

代表取締役 軽部進一氏

 当社が築いてきたあらゆる映像メディアを網羅する体制は、コロナ禍においても強みを発揮しました。それでも、流行が始まった当初は一切の流れが止まってしまったため、売上の減少は免れませんでした。2021年春頃に業界内の対応方針が固まり、最近は売上もかなり回復傾向にあります。ただ、感染予防の観点から現場の人員は極力減らしているため、一人に掛かる負担は以前よりも増えてしまっています。

 業界内の動きとしては、コンサートなどの無観客開催やオンライン配信が始まりました。そのための機材や人員は多少必要になりますが、オンライン配信を取り入れることで従来よりも観客数を増やすことができます。例えば、今までは1万円のチケットで1万5,000人を動員していたイベントが、オンラインになると3千円で10万人を集めることができます。このように、イベントの規模が大きくなってもコストはさほど変わらないため、意外と利益が確保できることがわかりました。今後は、有観客であっても同時にオンライン配信を行うなど、時代に合った方法が定着していくと考えています。


―― 今後の事業展開について教えてください。

 巣ごもり需要によって動画配信サービスが盛り上がりを見せるなど、エンターテインメントの重要性は高まっています。人は、娯楽なしには生きていけません。どんなに世の中が発展しても、この仕事がなくなることはないでしょう。

 私たちは今、デジタル時代に突入しています。YouTubeの普及によって個人レベルで映像を扱う機会が格段に増加しました。いずれは当社の持つ技術やノウハウをそういった方々にも提供することで、関わりを持っていきたいと考えています。これからも様々な分野に対応できる機械を取り揃え、それを活用できる人材育成を続け、経営者として常に先を見据えながら会社を発展させていきたいです。


クレーンだけでも何種類も取り揃え、多様なニーズに応えている

(インタビュー日時: 2021年12月13日)

会社概要

株式会社NKL

代表取締役: 軽部 進一

本社所在地: 東京都府中市若松町2-30-5 NKLビルディング

業種: 物品賃貸業


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