多摩けいざい

たましん中小企業景況調査

調査概要

  • 調査実施日: 2025年1月30日~2025年2月27日
  • 調査方法: 調査員による聞き取り調査
  • 調査対象: 多摩信用金庫のお取引先1,039先
  • 回答先数: 1,031先
  • 回答先内訳: 下表のとおり

※業種について
本調査では、企業を「製造業」、「卸売業」、「小売業」、「サービス業」、「建設業」、「不動産業」6つの業種に分類している。 なお、小売業が飲食店を含んでいるほか、サービス業が情報通信業、宿泊業を含んでいる。

※規模について
製造業・建設業は、従業員20人以上の企業を「中規模企業」、 卸売業・小売業・サービス業・不動産業は、従業員5人以上の企業を「中規模企業」としている。 なお、本調査の対象企業には大企業は含まれていない。

今期の業況

 今期の全業種業況DIは、前期より1ポイント下降の1となり、景況感はわずかに悪化した。

 業種別に見ると、卸売業が2ポイント上昇の3、製造業が1ポイント上昇のマイナス4と改善が見られたものの、他の業種では景況感は悪化した。特にサービス業が6ポイント下降の1と下降幅が大きく、次いで建設業と不動産業についても4ポイント下降した。

 規模別では、中規模企業が前期と変わらず12となった一方、小規模企業は4ポイント下降のマイナス10と、規模間での格差が拡大した。

 なお、来期の全業種業況DIは、今期より1ポイント上昇の2となる見通しである。

※業況DIとは、自社の業況が「良い」と回答した企業の割合から、「悪い」と回答した企業の割合を引いた値である。 プラスであれば、現在の業況を「良い」と認識している企業が多いことを意味している。 (ただし、「季節調整法」という手法を用いて、DIの季節的な傾向を除いている。)