多摩けいざい
調査概要
※業種について
本調査では、企業を「製造業」、「卸売業」、「小売業」、「サービス業」、「建設業」、「不動産業」6つの業種に分類している。
なお、小売業が飲食店を含んでいるほか、サービス業が情報通信業、宿泊業を含んでいる。
※規模について
製造業・建設業は、従業員20人以上の企業を「中規模企業」、
卸売業・小売業・サービス業・不動産業は、従業員5人以上の企業を「中規模企業」としている。
なお、本調査の対象企業には大企業は含まれていない。
今期の業況
今期の全業種業況DIは、前期より1ポイント下降の1となり、景況感はわずかに悪化した。
業種別に見ると、卸売業が2ポイント上昇の3、製造業が1ポイント上昇のマイナス4と改善が見られたものの、他の業種では景況感は悪化した。特にサービス業が6ポイント下降の1と下降幅が大きく、次いで建設業と不動産業についても4ポイント下降した。
規模別では、中規模企業が前期と変わらず12となった一方、小規模企業は4ポイント下降のマイナス10と、規模間での格差が拡大した。
なお、来期の全業種業況DIは、今期より1ポイント上昇の2となる見通しである。
※業況DIとは、自社の業況が「良い」と回答した企業の割合から、「悪い」と回答した企業の割合を引いた値である。 プラスであれば、現在の業況を「良い」と認識している企業が多いことを意味している。 (ただし、「季節調整法」という手法を用いて、DIの季節的な傾向を除いている。)