多摩けいざい
調査概要
※業種について
本調査では、企業を「製造業」、「卸売業」、「小売業」、「サービス業」、「建設業」、「不動産業」6つの業種に分類している。
なお、小売業が飲食店を含んでいるほか、サービス業が情報通信業、宿泊業を含んでいる。
※規模について
製造業・建設業は、従業者20人以上の企業を「中規模企業」、
卸売業・小売業・サービス業・不動産業は、従業者5人以上の企業を「中規模企業」としている。
なお、本調査の対象企業には大企業は含まれていない。
今期の業況
今期の全業種業況DIは、前期と変わらず1となり、景況感は横ばいとなった。
業種別に見ると、製造業が3ポイント上昇のマイナス1、卸売業が1ポイント上昇の4、不動産業が1ポイント上昇の5と改善が見られた。一方で、建設業は4ポイント下降の10、サービス業が1ポイント下降の0となり、業況は悪化した。
規模別では、中規模企業が2ポイント上昇の14となったものの、小規模企業が2ポイント下降のマイナス12となり、規模間での業況DIの乖離は広がっている。
なお、来期の全業種業況DIは、今期より1ポイント下降の0となる見通しである。
※業況DIとは、自社の業況が「良い」と回答した企業の割合から、「悪い」と回答した企業の割合を引いた値である。 プラスであれば、現在の業況を「良い」と認識している企業が多いことを意味している。 (ただし、「季節調整法」という手法を用いて、DIの季節的な傾向を除いている。)