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多摩けいざい

お客さま景気動向インタビュー

株式会社 文伸

代表取締役社長 川井伸夫かわいのぶお

2022年7月29日

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 三鷹市の株式会社文伸は今年、創業60周年を迎える。昨年10月に3代目の代表者となった川井伸夫氏は、主力の印刷事業のほか、そこから派生した新たな事業にも力を注ぐ。時代に合わせて進化し続ける会社を目指し、顧客や地域のさらなる発展のため社員一丸となって日々奔走している。


―― 事業の概要について

代表取締役社長 川井伸夫氏

 小さな街の印刷屋としてスタートした当社では、長年地域の会社や学校、時には個人のお客様からのチラシやポスター、名刺などの受注をメインに事業を行ってきました。周辺には学校が多く、今でも売り上げのうち3~4割は学校関係の仕事によるものです。

 印刷業には一定のニーズはありますが、昔と比べると紙媒体の需要は減少しています。今は伝える手段として様々な媒体や方法があり、あくまでも印刷はその中の一つにすぎません。そのような考えの下、印刷のほかにも企業や学校などの周年事業のトータルコーディネートや、動画制作、自費出版事業、イベントの企画・運営など様々な事業を行っています。


―― 近年の経営動向について

 コロナ禍に突入してからは、人々の生活が制限されたことで売り上げにも影響がありました。一方で、学校のオンライン授業や説明会で使う教材、学校紹介の動画の制作など、この状況だからこそ生まれた仕事もあります。コロナ禍で打撃を受けた東京の島嶼地域の観光事業の支援として始めたのが、島の特産品を扱う期間限定のアンテナショップに関する委託事業です。吉祥寺を皮切りに、東小金井で2回、そして昭島のモリタウンと、今までに計4回出店しました。企画から運営まで全てを担っており、当初は手探りでしたが、回を重ねるごとにノウハウが培われ、今はイベント事業への手応えも感じています。

 昨年私が代表取締役社長に就任してからは、”わくわく”をキーワードにして色々なことに挑戦しています。例えば、取引先との関係づくりの一助となるよう作った営業スタッフを紹介するパンフレットがあります。せっかくなので印象に残るものにしようとデザインや文面などにこだわり、営業スタッフの人となりや意外な一面が伝わる面白いものができました。


同社が作成した営業スタッフ案内や社長案内などのパンフレット

―― 今後の事業展開について

 当社は、環境への配慮において地域の中でナンバーワンとなることを目指しています。昨年5月には森林活用や保全を目的とした国際的な制度であるFSC認証を取得したほか、全国の印刷会社の中でも数少ない総合的な環境基準を達成した証であるグリーンプリンティング認定工場として普及準大賞を5年連続で受賞しており、次は大賞受賞を目指しています。今後は、印刷分野のみならず事業全体を通して環境に配慮した取組みを行うとともに、三鷹・武蔵野エリアのさらなる活性化に向けて、挑戦を恐れずに進化を続けていきたいです。


(インタビュー日時: 2022年6月14日)

会社概要

株式会社 文伸

代表取締役社長: 川井 伸夫

本社所在地: 東京都三鷹市上連雀1-12-17

業種: 印刷・出版業


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